5章の探偵パート終了。いよいよ、裁判パートへと移ります。
***注意はじめ***
以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。
また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。
当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。
***注意おわり***
事件現場となった質屋を捜査するにあたり、アイリスから新しいアイテムをもらった。
煙幕銃の新型であるそのアイテムを血痕に向けて発射すると、どの人の血かによって変色するという。事件現場には3つ血痕があり、すべて別の色に変わったことから、どの血液も別人のものだとわかった。
現場での調査を終えてジーナに会いに留置所へ向かうと、ジーナが着ているコートの袖に染みがあることに気づく。そのコートはジーナが質屋から受け取ったメグンダルの私物なのだが、煙幕銃を使用したところ、コートの胸元から多量の血痕が検出された。
このやりとりで、2章の事件の真相が明らかになってしまった。
やはり、被告人こそが真犯人だったのである。
真犯人に無罪判決を与えてしまったという、逆転裁判シリーズ初の自体を受け、成歩堂はもちろんのこと、プレイヤーである私自身も少しばかりショックを受けている。
まさかこんなハードな展開になるとは予想していなかった。
しかし、事件はまだ解決したとはいえない。
今回の事件も、その背後にメグンダルの存在がちらついている。
ジーナからメグンダルの質入品を横取りしようとしたエッグ・ベネディクトなる青年のこともまだわかっていないことが多い。
すべては裁判パートで明らかになるのか。
それとも、従来のシリーズどおり1回の裁判パートでは終わらず、再び探偵パートに戻るのか。気になるところである。
また探偵パートの終盤では、帰国の準備を始める寿沙都との会話があった。
自らを「法務助手」失格と言ったまま部屋に戻ってしまった彼女だが、いったいどんな秘密を抱えているのか。手術を終えたホームズに会っていたシーンが挿入されるなど、彼女にもまた謎が多いようだ。
はやる気持ちを抑えつつ、明日に備えたいと思う。