悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

大逆転裁判 (その16)

5章の裁判パートの途中まで(その2)。

 

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

 

ティンピラー兄弟の尋問を通じて、2回の最終弁論を行った。

 

証人の言葉が二転三転するのは逆転裁判の特徴のひとつだが、ころころと意見を変える証人たちだった。

どうでもいいことだが、定期的に背中を向いて両肘を真横に広げるポーズをとっていたのが彼らのイニシャルである「T」を表現していたのだと気がついた。

この奇妙な仕草、どこかで見たことがある気がするが気のせいだろうか。

 

 

さて、今回の最終弁論ではアイリスによって何度も助けられる展開となった。陪審員同士の言葉に明白な矛盾がない中、アイリスの聡明すぎる助言によって成歩堂(を通してプレイヤー)にヒントを出す、ということが多かった。

 

ものすごく頭を良くした綾里真宵逆転裁判1~3のヒロイン)といった印象を受ける。

このままだと日本へ帰国してしまったと思しき寿沙都のポジションを食いかねないのだが、大丈夫だろうか。

 

 

裁判ではホームズが開発した「血液の色彩を変化させることによって個人識別できる煙幕銃」がフルに活用された。そんな得体の知れない技術を法廷に持ち出しても証拠能力などないのでは、という懸念はしっかりバンジークス卿が批判してくれた。

しかし、証拠能力などなくても、陪審員の心象が覆せればそれでいいのです。それをもって誰かを告発する、などの力がなくても別にいいのです。

 

何だか、逆転裁判2のライバル検事だった狩魔冥が同じようなロジックで成歩堂を追いつめていた気もするが、気のせいだろうか。

 

 

裁判によって、事件現場にエッグ・ベネディクトを名乗る青年が居合わせた可能性が高いことが分かり、急遽彼を法廷に召喚することになった。

 

今後の展開に期待である。