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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

大逆転裁判 (その18)

ゲームを総括してのまとめを書き残しておこうと思います。

 

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

 

まずは一言。

期待しすぎた私が馬鹿でした……という気分でいっぱいである。

 

まさか本当の本当にたった5章で物語が終わってしまうとは予想だにしなかった。

それよりも何よりも、数々の伏線を用意しておきながら、それらに何ら答えを与えないまま物語が終わってしまったのが良くない。

 

本作があらかじめ何部作かに分かれている、という触れ込みで発売されていたならそれでいいかもしれないが、いつ続編が発売されるかもわからないのに一作品の中で解決されない疑問点がこんなにも多いのはどうなのだろうか。

 

 

ホームズとの共同推理や陪審員相手の最終弁論といった新システムは確かに魅力あるものだったが、それを活かしきれなかったという他ない。

従来のシリーズとの違いを出すために、物語の作り方そのものを変えてしまったのが問題だったのかもしれない。

 

逆転裁判の1作目が発売された当初は、そもそも「2」や「3」まで作ろうという話はなかったため、当然この一作品だけでほとんどの伏線は回収しきっていた。

「ほとんど」というのは、「1」のストーリーにとって重要でない要素をあえて語らずにおいた部分である。その要素を膨らませることで「2」や「3」といった作品を作り上げた当時のスタッフの脚本力には頭が下がる思いである。

懐古厨と罵られるのを覚悟して言うならば、「あのころはよかった」。

 

逆転裁判4で一度盛り下がった本シリーズを、外伝作品や「5」で盛り返したというのに、どうしてここでまた黒歴史になってしまいそうな作品を世に送り出してしまったか。

 

 

これでは、未完成品を発売したと受け取られても文句は言えまい。

 

 

 

最後に、DLC販売されている「ランドストマガジン」について。

1話300円で全8話が配信されており、セットでは2000円で購入することもできる。

 

内容は章と章の間に当たる幕間を描いた短編やら、ゲームに使われたBGMの採用版とNG版の比較、ゲームショーで公開された映像や担当声優によるボイス集などと盛りだくさんである。

 

本筋の話とはまったく関係のないオマケの要素なので、必ずしも購入する必要はないが、資金に余裕があれば買ってみることをオススメする。

 

ただ、ここで声優陣のボイス集を聞いてしまうと、「なんで本編のキャラたちをまったくしゃべらせなかったの?」というストレスになってしまう可能性もある。(それほど良い声なのである)

 

 

とにかく、本作は1作品だけではとても評価しようがない。

早急に次回作の発売時期が発表されることを祈るが、それよりもさきに本家シリーズである逆転裁判の最新作として「逆転裁判6」が発表されてしまった。

 

これでは大逆転裁判の続編は二の次になってしまいそうで不安である。

今後の展開に期待……と言いたいところだが、今回はやめておこうかと思う。