悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

カルタグラ ~ツキ狂イノ病~ (その3)

和菜ルート(TRUEルート含む)における1幕・2幕のストーリーについてのメモを書き残したいと思います。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

第一幕は昭和26年2月6日から2月8日まで。

主な展開をざっくり並べてみると

・秋五が由良の捜索依頼を受ける

・依頼人に遭うため逗子に向かうと、由良の双子の妹である和菜と出会う

・東京に戻り、和菜と共に由良の捜索を始める

・秋五の知人が行方不明になる(上野連続バラバラ殺人事件の被害に遭う)

となる。

 

 

つづく第二幕は昭和26年2月9日から2月14日までの話。

大筋は、

・上野公園で異常な様相の死体が発見される

・秋五の居候先の主にバラバラ殺人事件の調査を依頼されたため、由良の捜索を一時中断する

・翌日、秋五の馴染みの女性が行方不明になる

・秋五の妹、七七のヒントを元にバラバラ殺人事件の犯人の拠点を突き止める

・犯人に襲われ負傷した秋五の代わりに、救援に来た友人の冬史が犯人を成敗する

となる。

 

 

ちなみに2幕で犯人に襲われた秋五は頭や肩を鉈のような刃物で強打されるという怪我を負ってしまい、2月11日と12日は入院・検査のため物語が割愛されている。

 

入院している間に和菜や冬史らはお見舞いに来たそうだが、ここで少し気になることがある。

 

 

秋五が退院する2月13日までの時点で秋五と和菜はそれほど顔を合わせていないのではないか、という疑問である。

 

 

秋五と和菜が出会ったのが2月6日。逗子にいる間と、逗子から東京に帰るまでの時間で会話がある。

和菜の願いを聞き入れて、秋五が二人で由良の捜索を始めたのが2月7日。引き続き2月8日も捜索をする。

 

しかし、2月9日には秋五が居候している遊郭「雪白」の女郎・乙羽の惨殺死体が発見される。秋五は楼主・雨雀の呼び出しに応じ、事件の調査を承諾する。警察の捜査資料を求めて冬史に会ったり……と色々してはいるものの、秋五と和菜は顔を合わせていない。

(和菜は舞台女優のため、練習と講演の合間を縫ってしか秋五に会えないため)

 

2月10日には、由良の捜索を一時中断させてもらうために秋五は和菜に会いにいく。

同じ日のうちに事件が最悪の形で進展してしまい、秋五は馴染みの女郎・凛を探して上野を奔走する。和菜は暴走している秋五を止めるために彼を探す。

 

犯人と直接対峙し、ボロクソにやられて負傷する秋五。

 

 

――というように、上野連続バラバラ殺人事件が解決するまでの間に秋五と和菜は4日前後しか顔を合わせていないのである。

 

これは個人的に非常に気になっていることなので、後の感想で言及するために書き記しておく。