悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

怪盗山猫 第3話

まずは記録をとることとします。思考が千々に乱れるせいで、まとまりのある文章が書けなくて申し訳ありません。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第3話は、山猫のもとにとある女性の捜索依頼が舞い込んでくるも、その女性というのが先日山猫を監視していた人間で、しかもアジアンマフィアの一味だった……などの展開であった。

 

まずドラマの冒頭で回想が入り、山猫と関本刑事が屋上で争っているシーンが映し出された。それから現在のBARストレイ・キャットへと視点がもどり、第2話終了後の続きの話が始まる。「怪盗もの」の物語では、泥棒役が警察などを出し抜いて華麗に対象物を盗み出すことに醍醐味があるが、そこで必ずひとつの疑問にぶち当たる。それは、泥棒側の陣営がこうも毎回警察の目を掻い潜れるのは、何か裏があるからではないか、という疑問である。

 

本作ではその答えを、「警察側にスパイがいる」という形で提示してきた。そのスパイというのが、山猫と対立していると思われていた関本刑事(佐々木蔵之助)である。

(余談だが、佐々木氏を認識した最古のドラマは「天国に一番近い男」(主演・松岡昌宏)である。数年前にDVDレンタルで復刻された本作を見直したときに、しれっと出演していたのに気づいて大層驚いたものである)

 

冒頭における山猫と関本刑事の言い争いは腹がねじれるほど笑わせてもらった。山猫に普段の不満をぶちまけるためだけにフリップに漫画を描いてくるなんて、絵を描いていた光景を思い浮かべると笑いが止まらなくなる。いかにもハードボイルドっぽい刑事かと思いきや、中身は山猫に負けず劣らずふざけたオッサンであった。なんなんだこの人たち。

 

さてドラマ本筋に話を戻すとして。

今回の話では、日本をマネーロンダリングの拠点にしようとたくらむロシアンマフィアと、彼らを壊滅させようとしているアジアンマフィアの抗争が描かれていた。

何年か前に運営会社が破綻して信頼性が大きく揺らいだビットコインなどの架空通貨。なんでも、ロシアでは架空通貨の使用が禁止されているらしいが、日本では法整備をしていないため野放しになっているとのこと。ロシアンマフィアはそこに目をつけ、ロシア国内で処理できない汚い金を日本に密輸して、一旦は架空通貨に両替したうえで再び現金化するという資金洗浄の手法を考え出したらしい。

ロシアンマフィアの手先になっていた日本人は、「日本はスパイ大国だと馬鹿にされている。この国はとっくの昔に終わっている」といった趣旨の発言をしていた。近年、この論調の主張がよく聞こえてくるが、内実を詳しく知らないためにあまり突っ込んだ話はできそうにない。ただ、諸外国からのスパイ活動に対抗するという名目で『特定秘密保護法』がつくられ、2014年には施行されてしまったということだけは理解しているつもりである。ついでに、権力者サイドだけに有益な、公平性に欠く法律だということも。

 

なんにせよ、日常生活を送っていくうえでは気づけなくても、世間に悪人が紛れているというのは事実なのだろう。考えるだけでもぞっとするが。

 

山猫は捜索対象であり、アジアンマフィアの一員でもある女から、手を組もうと提案された。マフィアでコールガールでもあるというスパイの鑑のような女だが、次回以降も出番はあるんだろうか。予告編でちらりと映っていたのが見えた気がしたのだが。

 

あと、ドラマの終盤で元キャスターで都知事候補の藤堂が「ユウキテンメイ」と繋がっていることが明らかになった。山猫は「ユウキテンメイ」の居所を血眼になって探している。いずれ藤堂と山猫が対立するような展開になるのだろうか。

 

今後の展開に期待である。

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