悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

スペシャリスト 第7話

特に語ることもないため、記録をしたためたいと思います。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

第7話は、ある病院に怪文書が送られてきた。日時も要求も記されず、ただ漠然とテロを匂わす文面だったため、宅間ら総合事犯対応係(仮称)が病院へ向かった。しかし病院ではその怪文書を含めると既に7通の怪文書が送られてきており……などの展開だった。

 

ミステリーで「七つ」といえば、七不思議である。今回の話は、まさに病院内で噂される七不思議を題材としたものとなっていた。

 

七不思議が登場する物語は往々にオカルト色が強くなる傾向があるが、そこは現実指向のドラマである本作ではまったくの無関係。宅間が七通目の怪文書の意図を掴むために七不思議を順番に調査していったら、なんのことはない、ほとんど全ての不思議に病院内で行われていた犯罪行為が潜んでいた。

 

この病院というのが、堅牢なセキュリティシステムを導入しているのが売りとのことだったのだが、ここまで病院内外に犯罪者が蔓延っているとなるとセキュリティの名折れという気がしないでもない。

 

 

「日本で五本指に入る金持ち」な社長が入院していたVIP待遇の病室が、ほとんどホテルと変わらないのに驚かされた。あんなに幅広いベッドに病人を寝かせていると、かえって看病しにくいのではないかとも思うのだが、どうなのだろうか。

 

 

また、今回の話でも終盤に二転三転する展開が待ち受けていた。清掃員に扮して金持ち社長に復讐しようとしていた男を、病院の事務長が影で操っていたのである。彼は病院の評判を落とすことで株価を暴落させ、株の空売りによって大儲けしようとしていたのだ。

まあ素朴な疑問として、病院内で殺人未遂事件が起こった程度で株価が暴落するのかという気がしないでもないが、恐ろしい計略を考え出したものである。

 

 

さて、本ドラマはいよいよ終盤戦に突入した模様。予告編の言い回しといい、恐らくあと2話で完結すると思われる。

 

これまで散々引っ張ってきた(もしくは無視してきた?)「ワレワレ」の存在の正体がついに判明するのか。

 

今後の展開に期待である。