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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

お義父さんと呼ばせて 第7話

ドラマ 邦画

録画したものを鑑賞いたしました。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第7話は、自宅マンションのボヤ騒ぎによって花澤家に居候することになった保。ある日のお昼、保と美蘭はレストランにて美蘭の妹・真理乃(新川優愛)が年上の男性と談笑している姿を目撃してしまい……などの展開だった。

 

ドラマの冒頭では、居候することになった保の不慣れな振る舞いが紀一郎を苛立たせるという、ニヤニヤが止まらない状況が続いた。紀一郎が一方的に保を毛嫌いしているのだが、その嫌がり方がほとんど子どもなのである。

 

さて、今回は美蘭の妹・真理乃にスポットを当てた話となった。

美蘭に続き真理乃まで「枯れ専」だったのかと美蘭は思ったようだが、保は真理乃がよからぬ付き合いをしているのではないかと心配する。筆者としても保寄りの考えで、真理乃が妻帯者と不倫しているのではないかと危惧した。

 

しかし真実は異なり、真理乃とその男に交際関係はなかった。真理乃は服飾のデザイナーを志望しているらしく、その男はとあるアパレル会社の役員なのだという。男は真理乃に色目を使ってくることから、逆に利用し返してやろうという魂胆だったのだという。

 

しかし悲しいかな、真理乃は社会経験を無駄に積んだその男に弄ばれていただけだった。その男に付き従っても、真理乃を望む地位に引き上げてくれるような権力がその男にはないということがわかったのである。

これを調べたのが保の部下である女性なのだが、その調査能力は目を見張るものがある。商社の営業担当者は取引相手をリサーチするため、ときに探偵のようなことをするとはおぼろげに知ってはいたが、ここまで短期間に的確な情報を集めてくるとは、いったいどんな人脈だというのか。

真理乃が件の男にホテルへ呼び出されたことを知った保と紀一郎は彼女を先回りし、男と真理乃を合わせないことにした。意図せぬ共同作業になってしまったが、紀一郎の親らしい姿が見れたため満足ではある。

 

真理乃と美蘭はまるでタイプの違う人間だというのに、真理乃は美蘭に対して強い劣等意識を持っていたのだという。視聴者のひとりの立場から言わせてもらうと、むしろ美蘭が真理乃に劣等感を抱いてもおかしくないような気がするのだが、個人の価値観とはまこと摩訶不思議な代物である。このような劣等感があったからこそ真理乃は美蘭よりも社会的地位の高い会社に入ろうとし、件のゴミ男の魔の手に(未遂とはいえ)引っかかってしまったのだ。

 

このように、自分の社会的地位を悪用して相手を不当に操ろうとする行為に対しては、厳罰を持って処すべきだと考えるのは筆者だけか。とりあえず件のゴミはそれまでの悪行が祟って地方に左遷されるというから、ほんの僅かばかり気は晴れたけれども。

 

さて、物語の終盤で保のスマホを覗き見てしまった紀一郎。保が見知らぬ女から親しげな着信を受けている事実を知り、今後も一段の波乱が予想されるところで幕引きとなった。

 

予告の映像で「隠し子」などの不穏当な文字列が出ていたため内心穏やかではないが、なんにせよ早いところ次の話が見たいものである。

 

次回はいよいよ、第1話の冒頭に保と紀一郎らが波止場で追跡劇を繰り広げていた理由が明らかになるらしい。

 

刮目せよっ!