読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

スペシャリスト 第8話

特に語ることもないため、記録をしたためたいと思います。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

第8話は、3件の連続射殺事件を追うことになった宅間たち。殺害に使われた凶器以外に、事件現場には矢印の書かれた小さなプラスチックのカードが置かれるという共通点があった。カードの印の意味に気がついた宅間は、更なる事件の可能性を予期する。彼の予期どおり4件目の殺人事件が発生したが、殺害方法が異なっており……などの展開だった。

 

今回の話は、スペシャルドラマ版における気味の悪さが戻ってきた感じだった。

 

スペシャルドラマ版で取り上げられた事件は、どれもインターネットでの犯罪予告などを切っ掛けとしたもので、不特定多数の人間を犯罪に巻き込むといったおぞましさがあった。

 

今回もご他聞に洩れず、同様の趣向が巡らされている。現場に置かれた矢印カードの意味は、チェスのコマの移動方法を現していた。現場の遺留品の画像をもとにネット検索したところ、宅間たちはある奇妙なホームページを発見する。

そこには、人を死に至らしめながら充分な罰を受けていない8人の人間の情報が記されていた。先の4件の殺人事件の被害者たちは、すべてこのホームページに記されていた人物だったのである。

 

このような極悪人がいると知った一般市民は、当然のように彼らを非難する。人を殺してみたいなどと考えていた者にとっては、殺しても構わない格好の標的となりうる。姉小路刑事たちは、先の4件の殺人がまったく縁も所縁もない者による愉快犯なのではないかと驚愕する。

 

このような回りくどい犯罪計画を立てる人間は一人しかいないと宅間は言う。

スペシャルドラマにて登場していた「犯罪脚本家」佐神(上川隆也)である。彼は自分が考えた犯罪計画を他人にやらせることに至上の喜びを見出す異常犯罪者だった。宅間は以前、刑務所に収監中だった佐神に意見を求めるために会いに行ったことがある。その佐神が先日、刑期を終えて出所していたのだ。

 

犯罪の立案者が佐神であることは間違いない。妻の元妻である美也子(紺野まひる)が、宅間宛の手紙を受け取ったが、その署名が佐神となっていたからだ。彼は何を思い、宅間にこのような挑戦状を送ってきたのか。その真意は未だわからない。

 

宅間は推理の末、先に起こった連続殺人が、ネット上の愉快犯による無差別殺人ではなく、ネットに名前を載せられた8人の人間たちによる殺し合いだったことを看破する。

 

それどんなバトルロワイヤル、とは言わないでやって欲しい。いくら誰かが自分を殺しに来るとお互いに脅されていたからと言って、そんな簡単に人殺しに走ってしまう人がいるわけ……ないことはなかった。先の8人は全員が全員、故意かどうかは別として人を死に追いやった経験の持ち主なのだ。8人とも、まともな倫理観をもった人間とは言いがたい。自分が生き残るためなら何人でも殺す、そんな8人が選ばれたからこそ、この事件が起こったのだろう。

 

 

さて、次回は久々に犯罪者としての『黒上川』を見られそうで今からワクワクしている。犯罪者役を演じるときの上川氏の迫力は凄すぎて、「この人ホントにやってるんじゃないのかしら……」と思ってしまう日もあるとかないとか。今回の話には回想シーンでしか登場しなかったが、来週はいよいよ宅間と直接対決する模様。はやく続きが見たい!

 

何者かによって元妻に毒を盛られた宅間。来週ついに、いままで放置され続けた「ワレワレ」の存在の正体を追いつめる……のか?

 

今後の展開に期待である。