現在、保存しっぱなしだったアニメの崩し作業期間です。
***注意はじめ***
以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。
また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。
当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。
***注意おわり***
第六章「球形硝子に似て脆弱な」
理事長・世界橋より春亮たちにとある依頼がなされた。骨董屋の主人から呪いを受けたと思しき人形を預かっていたのだが、いずこかへ無くなってしまったのだという。春亮たちが人形をさがしているころ、学校内では何人もの生徒たちが突然倒れるという事件が相次いでいた。生徒たちは誰もが、まるで生気を抜かれたような有様だったという……などの展開だった。
人物名を参照するためにホームページを確認したのがまずかった。いきなりネタバレを食らってしまうとは、どんな人物紹介欄なのだろう。まあ、件の人物があまりにドジすぎて奇妙だったことから、たぶんそんな展開なのかなとは予想していたけれど……
ネタバレ部分にはあえて目を瞑り、バレが発生する話までは触れないこととして感想に移りたいと思う。
フィアは自らの呪いを解くために、夜知家で療養する以外にも、「人から感謝される」ことによって呪いを解く時期を早めることができる。今後はこの設定を活かしつつ、誰かの悩みを解決していく展開になるのだろうか。
フィア、このはに続いて人に化けられる呪われた道具が新たに登場した。
その名も「サヴェレンティ」。彼女は人型のものであれば何でも意のままに操れるらしい。長らく仕舞い込まれていたせいで疑心暗鬼になっているらしく、春亮たちに掴まったら壊されるか再び閉じ込められると思い込んでいる……のかもしれない。
ただ、物語の終盤でサヴェレンティは興味深い言葉を春亮に残す。
呪いとは、誰もが解きたいと思っているものなのか――
この言葉が意味するところはいったいなんなのか。次回への持ち越しとなった。
新たな登場人物としては他に、サヴェレンティの所有者である白穂という女生徒がいる。彼女こそ理事長に依頼してきた骨董屋の娘らしいのだが、だいぶ残念などじっ娘でボクっ娘である。今後の動向に期待といったところ。
はてさて、次はいつ見ることになるのやら。