悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

C3 -シーキューブ- 第7話

現在、保存しっぱなしだったアニメの崩し作業期間です。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

第七章「 予見者の眼に映らない 」


このはが何者かに襲われ、生気を奪われた。これまでの事件同様、犯人はサヴェレンティかと思われたが、目覚めたこのはの話によると犯人は男の可能性が高いという。春亮たちは桜参白穂に事情を聞くべく彼女の住所を調べようとするが、そこで驚愕の事実に気づいてしまい……などの展開だった。


前回の話を見た時点でネタバレしてしまった伏線がこの回で回収された。

 

当初、春亮たちに「サヴェレンティ」と名乗った少女こそ本物の桜参白穂で、白穂と名乗っていた天然ボケのボクっ娘こそが「サヴェレンティ」だったのである。

 

彼女たちがなぜ正体を偽っていたのかはまだわからない。ただ、もしかしたら白穂がサヴェレンティを守るために嘘をつかせていた可能性はある。白穂はサヴェレンティが春亮たちに引き渡されると壊されてしまうと思っている節があった。


また驚くべきことに、サヴェレンティが男女同体であることも発覚。

「王権を果たす完全人形」の異名を持ち、所有者の願望をすべて満たすという技能を持ち合わせているためとのこと。ただし、サヴェレンティの所有者はサヴェレンティに恋をすることで死んでしまう(殺されてしまう)という呪いにかけられるとのこと。所有者がサヴェレンティに恋してしまうと、サヴェレンティ本人の意思とは無関係に身体から無数の刃が飛び出て、所有者を襲う仕組みになっているらしい。誰が何のためにそんなものを作ったのかと言う話である。


さて、白穂の家に到着した春亮たちはサヴェレンティに襲われている白穂に出くわした。暴走しているサヴェレンティは春亮たちに同行していた錐霞の心臓を一突きにして逃亡。錐霞が不死身のワースを身につけていなければ即死していた。なんというか、不死身という属性が付いているせいで今後も敵やら災害やらで痛めつけられそうで心配な人物である。


フィアはサヴェレンティのことを糾弾したが、果たしてサヴェレンティにフィアを騙す意思があったのかどうか。そもそも彼女(彼)はいったい何をしたくて学校の生徒たちの生気を吸いまくっていたのか。今後の展開が気になるところである。

 

はてさて、次の話はいつ見ることになるのやら。