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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

C3 -シーキューブ- 第8話

現在、保存しっぱなしだったアニメの崩し作業期間です。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第八章「逃れ得ぬ呪いのような―」

 

サヴェレンティが生徒たちを襲っていた理由。それは、他者の恋愛感情を吸い取ることで自分に向けられた白穂の恋愛感情の計測を誤魔化すためだった。呪いを解くということは自分の恋愛感情をも捨てることだと憤る白穂に対して、フィアたちは一計を講ずるのだが……などの展開だった。


どうしてサヴェレンティが学校内の生徒に限定して生気(=恋心)を吸っていたのかが判明した。サヴェレンティは所有者に対して自分を好きになるようにする呪いをかけてしまう。サヴェレンティは所有者の恋愛感情を随時計測していて、感情が一定値を超えたと判断されると所有者を刺し殺してしまう機構が発動する。この機構「キリング・オルガン」なるものの発動を抑えるために、恋愛感情の計測能力を誤魔化そうとして、白穂以外の恋愛感情をあえて吸っていたのだというのだ。だから、いったいどうしてこんな機構をサヴェレンティに付けたのかがわからない。呪いによって後付けされた能力は人型を操るものだとするなら、機構自体は最初からあったことになると思うのだが……


それにしても、平常時と戦闘時のフィアのテンションが違いすぎてドン引きする。かたやすっとぼけた天然暴君、かたや残虐趣味のドS幼女とくる。どちらにせよわがままなことに違いはないが、これで彼女は本当に自分にかけられた呪いを解くことができるのか心配になってくる。ただ、以前のように戦闘に入ったとたんに自我を失うと言うことはなく、むしろ昔の自分を演じることができるくらい余裕が出てきたという現われなのかもしれないが。


すったもんだあって、春亮とこのはがサヴェレンティから危なっかしい殺人機構を破壊した。所有者を刺し殺すという機構さえなくなってしまえば、サヴェレンティは誰にとってもそこまで脅威にならない。呪い自体は残ってしまったままだが、これが白穂とサヴェレンティにとっての落としどころなのだろう。

 

事件後、サヴェレンティは理事長の部下、北条漸音(ほうじょうぜのん)女史の助手として学校内に残ることになった。男にも女にもなれるってそれなんて「らんま」……とは言わないでおこう。


エンディングロールのあと、フィアは自分の感情の持って行き場をサヴェレンティに相談する。自分が抱いている感情が恋愛感情なら、サヴェレンティは計測できるはずだからである。サヴェレンティは「大切なのは時間じゃない」とだけアドバイスして去ってしまう。春亮に対して明確な好意を持っているこのはと違って、フィアの感情はまだ定まっていないようにも思えるのだが、果たして。


はてさて、次の話はいつ見ることになるのやら。