悪意ある善人による回顧録

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逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ 第7話

 

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第7話「逆転のトノサマン Last Trial」

 

被害者の殺害現場が遺体発見場所とは違う可能性を突き止めた成歩堂。被告人の無実を証明するため、彼はプロデューサーを尋問するのだが……などの展開。

 

今回の話で逆転裁判「1」の第三章のエピソードが終了した。

 

第三章はまあまあボリュームのある話だったにもかかわらず、アニメでは3話で終わらせてしまった。そのため現場スタッフやら監督やらの証言・尋問シーンがカットされていたりと、足早な展開になっていた。

 

物語の焦点を事件においていたせいか、今回は犯人の心情を示唆するシーンもマルッとカットされていた。原作ゲームでは、真犯人が被害者に対して恨みを抱いていた節があったことを裁判終盤の回想シーンで語られているのだが……

 

ただ、裁判が終わったあと成歩堂と歩いていた被告に御剣が挨拶をしに来るシーンはしっかりとアニメ化されていた。ゲームでこのシーンを見た15年前には、成歩堂がぼやいていたのと同じように御剣の賞賛の言葉は単なるお世辞かと思っていたのだが、後の作品やアニメでの御剣の部屋などの様子を見るに、どうもそうではなかったらしい。意外なことに、御剣はトノサマンのファンだったようである。

 

さて、次回はいよいよ逆転裁判「1」における最終章のアニメ化である。

 

ただ、逆転裁判ゲームボーイアドバンスからニンテンドーDSに移植されるにあたって、「1」と「2」の空白期間を埋める「蘇る逆転」という話が新規収録されている。このアニメがいったい何クールで放送するつもりなのかはわからないが、これもアニメ化するつもりなのだろうか。