***注意はじめ***
以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。
また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。
当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。
***注意おわり***
第8話「逆転、そしてサヨナラ 1st Trial」
クリスマスの夜、ひょうたん湖で男性の遺体が見つかった。被害者は銃殺されており、殺人事件だと思われたのだが、容疑者として逮捕されたのはあの御剣検事であり……などの展開。
ついに逆転裁判「1」の最終章に突入した。
まさか第8話にしてこの話にたどりつくとは。いまのところ1章につき3話ペースで進んでおり、かなりスピーディな展開である。
アニメのホームページによると、逆転裁判の1クール13話のDVD&Blu-lay BOXの発売が決定しているとのことなので、おそらくこの最終章も3話でおわるのかもしれない。そしてそのあとに、逆転裁判「1」と「2」の間の話である「蘇える逆転」が3話で放送されれば、13話で計算があう。
そうだとすると、成歩堂と御剣の因縁と言うか過去の話も含めてたった3話で描くことになるのだが、果たしてそんなに詰め込んで大丈夫なのだろうか。
今回の話は捜査パートで終始したけれど、やはり予想通り事件の背後にあった人間関係などをハイスピードで解説してきた。初見の人間がどこまで展開についてこれているのか少々不安になるほどの詰め込み具合だが、3話で終わらせようとするとこれくらいやるしかないのか。それとも最終章だけは6話構成にして、「蘇える逆転」のアニメ化はあとにするつもりなのか。なんともいえない。
「逆転裁判」シリーズのほとんどは最終話での締めが非常にキレイで、とても後味の良い終わり方をするので信頼を置いている。果たしてどのようにアニメ化されるのか、見ものである。
第一話以来の登場となる矢張や、御剣の師匠にして最強の敵・狩魔検事など、今後の展開も絶対に見逃せない。