悪意ある善人による回顧録

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逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ 第11話

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第11話「逆転、そしてサヨナラ 4th Trial」

 

第11話は、ひょうたん湖殺人事件も佳境へ突入した。成歩堂が事件の真犯人だと推理したボート小屋の主人は警察によって確保された。ボート小屋の中を調べた成歩堂たちは、金庫にしまわれた手紙を見つけてしまう。手紙には、今回の事件についての細かい指示が書き記されており……などの展開。

 

 

今回の話で「ひょうたん湖殺人事件」は方がついた。犯人であるボート小屋の主人が予想以上に早く自白してしまったことで、あっさりと終わってしまったようにも見える。

 

ボート小屋の主人の正体は、15年前に御剣の父親が殺された事件の容疑者・灰根高太郎。彼は当時から無実を訴えていたものの、彼の弁護を担当した今回の事件の被害者はまるで耳を貸さなかった。結果、灰根は心神喪失によって殺人罪には問われなかったものの、世間からのバッシングを受けた。事件のあとには婚約者も自殺してしまい。彼は世間から身を隠さざるを得なくなった。

 

逆転裁判の長いシリーズの中でも、数少ない同情に値する犯人が灰根だと個人的には考えている。ただ、やはり尺の問題だったのかそのあたりの解説に割く時間はあまり設けられていなかった。

 

灰根の自白により御剣の無罪は確定した。本来ならば、ここで裁判は終了である。

 

しかし、灰根の告白を聞いた御剣は裁判長の判決に対して異議を申し立てる。

 

御剣の父親が殺された事件、通称「DL6号事件」。地震によって裁判所のエレベーターに3人の男が閉じ込められた。法廷係官の灰根、当時小学生だった御剣、そして御剣の父親にして被害者・御剣信

 

灰根が無実だったのなら、いったい誰が御剣の父親を死に至らしめたのか。御剣は裁判長に対して告白する。事件の真犯人は、自分だったのだと。

 

この衝撃の告白で今回の話は幕を閉じてしまう。

 

次回、いよいよ逆転裁判1の最終章のアニメ化が終わってしまうらしい。

 

ただそうなると、第1クールが全13話とされていたことの説明がつかない。12話でゲーム1本分を終えてしまったら、13話目は何をやるつもりだというのか。

 

それも含めて、来週までの楽しみにしよう。逆転裁判6もプレイしたいことだし。