悪意ある善人による回顧録

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逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ 第14話

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第14話「再会、そして逆転 1st Trial」

 

御剣の裁判が終わってからおよそ半年が経過した。修行のため帰ったはずの真宵の指名により、成歩堂は霧崎という医者とともに彼女の実家である倉院の里へ訪れることになった。霧崎が言うには、自分の病院で医療ミスを引き起こした直後に事故死した看護師を霊媒してもらい、ミスの責任がすべて自分にあったということを認めさせたいのだという。倉院の里に着いた成歩堂は、先の事件で手を焼かされたジャーナリスト・ナツミとも再会する。やがて儀式が始まり、霧崎と真宵は「対面の部屋」に閉じこもる。しばらくすると、部屋の中から銃声が響き渡る。慌てて扉を打ち壊した成歩堂が見たものは、血を流して事切れている霧崎と、銃を手に背を向けた真宵の姿だった……などの展開。

 

 

1週間お休みしたあと、ついに「逆転裁判2」のストーリーのアニメ化がスタートした。

 

第2クールに突入したからなのか、オープニングとエンディングの楽曲も変更されている。オープニングでは尺の半分以上も登場している御剣が、「2」の本編では最後の方にしか登場しないのはご愛嬌といったところか。

 

さて、「逆転裁判2」では「3」の最終章まで続く因縁のキーとなる人物が登場する。

 

一人目は、真宵の従妹である綾里春美

小さな子どもであり、真宵のことを心の底から敬愛している良い子である。ただ少しませていると言うか妄想癖があるため、成歩堂は対応に困ることもしばしばだった。

 

そして二人目が、春美の母親である綾里キミ子。

見た目は完全に超大物コメンテーターの黒柳徹子さんそのものだが、中身はとんでもない腹黒である。ここでは詳細は省くが、この人物の存在によって「3」の事件は起こされたと言っても過言ではない。自分の娘に対する執着と、真宵の母親に対する逆恨みが強すぎて、いろいろな人を巻き込んでいく迷惑な人物である。

 

事件の調査をするために部屋を覗き見ていた成歩堂にたいして、あからさま過ぎるほどに挑発的な態度をとるキミ子。初見の視聴者であっても、事件に何らかの関わりがあることは疑う余地もない。

 

さて、物語の最後の方で一瞬だけ今クールのライバル検事である「狩魔冥」の後姿が映った。裁判所で鞭を振るいまくる19歳の天才検事がどのように描かれるのか、来週が待ち遠しいかぎりである。