悪意ある善人による回顧録

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逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ 第17話

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第17話「再会、そして逆転 Last Trial」

 

伯母・キミ子の証言により窮地に立たされる真宵と成歩堂。キミ子の証言の裏付けとして狩魔検事が用意したの次なる承認は疑惑の人物・のどかだった。彼女の主張が通れば真宵の有罪は決定的となってしまう。そのとき成歩堂は……などの展開。

 

 

今回で「逆転裁判2」の第二章の話が終了した。

 

 

原作をプレイした時から思ってはいたのだが、アニメ化するとなおさら今回の事件の危うさというか、雑さを改めて感じた。

 

犯人が被害者の死をよく確認しないで反撃されたり、証拠の隠滅が中途半端だったりと、調べる者が調べればそこそこ足がついてしまう危険性がある犯行だったと言わざるを得ない。

 

まあ、それもこれも被害者の霧崎医師が非合法ルートから拳銃を手に入れていたり、春美が「倉院のツボ」を割ってしまったりというイレギュラーな事態が起こったからともいえるのだが。

 

裁判終了後、キミ子の口走った「諦めない」というセリフの真価が発揮されるのは原作「逆転裁判3」のストーリーになってからである。これはひとまず、「3」の話まではアニメ化するということでいいのか。成歩堂が単独主人公を飾っていた初期の逆転裁判はストーリーの構成上、原作1・2・3はセットで語らなければもったいない。これは今後の展開に期待したいところ。

 

また、次回の話は原作「2」の第三章にあたる話なわけだが、これでとうとう「2」の第一章のアニメ化は流れたと考えてよさそうである。なんとも残念なうえ、倉院の里の事件からいきなり半年以上時間が流れてしまうので若干不自然さもあるのだが、そのぶん後の話をしっかりアニメ化する用意があるということで妥協するほかない。

 

とにもかくにも、早く次回の話が見たいものである。

ついでに逆転裁判6の続きもやりたいものである。