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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ 第18話

たまりに溜まった逆転裁判のアニメも消化していきたいと思っています。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第18話「逆転サーカス 1st Trial」

 

昨今人気を博しているタチミサーカスへ見学に訪れた成歩堂と真宵。なかでも魔術師マックスによる空中浮遊のマジックに度肝を抜かされたのだった。その数日後、二人は事務所にて衝撃的なニュース報道を目にする。なんと、タチミサーカスの団長が殺害され、その犯人として逮捕されたのがあの魔術師マックスだというのである。しかも、被害者が死んでいたのは雪の積もった庭先で、そこには被害者以外の足跡など何一つ残っていないといい……などの展開。

 

 

個人的に原作ストーリーのなかで3番目くらいに好きなエピソードである、「逆転裁判2」の第3章のアニメ化である。

 

冒頭のマックスの手品のシーンもフルアニメーションで描かれていて中々に華々しいスタートだった。

 

ただ、成歩堂の私服のセンスがあまりにも酷くてどうしたものかと思った視聴者も多かったのではないだろうか。

 

あのハートマークに「RYU」の文字が入ったセーターは、とある人物からプレゼントされた手編みの代物である。その人物にまつわる話は、原作「逆転裁判3」にて大いに語られることになる。そこまでアニメ化してくれなきゃウソというくらいおもしろい話なので、いまから楽しみである。

 

まあそれはいいとして、今回の話の感想である。

 

マックスの自意識過剰さがうまく表現されていたが、あまりに嫌われすぎていてちょっと気の毒にすら思った。彼は彼でマジシャンとしてのプライドを持って仕事をしているから、ぬるま湯に漬かったまま精進しないタチミサーカスの面々に腹がたっていただけなのだが……まあ、あの口ぶりで怒らない人がいたらそれはそれで問題ありだけど。

 

マックスの人柄があまりにアレなため、今回は成歩堂ですら弁護を引き受けるか即断を避けた。成歩堂は心から信頼できる相手でなければ弁護はできないと考えている生真面目な男ゆえ、やたら傲慢な物言いが目立つマックスについてキチンと自分なりに調べたいと思ったのだろう。ふうむ、だんだんと熱血さだけでなく、弁護士としての顔も目立ってきたようで何よりである。

 

ただ、今回のアニメ化にあたってひとつ気になる点があったためそこは一応メモしておきたい。

 

この事件において非常に重要な証拠品が、成歩堂が調査する段階で見つかっている件である。

 

原作では、その証拠品の存在によって犯人を特定するに至るという重要さを秘めていたはずなのだが、こんな冒頭で見せてしまってよかったのだろうか。それに、真犯人が証拠品をどこに隠していたのかという大ネタを最初から封じてしまう展開にも思えるのだが、製作スタッフの真意はどこにあるのだろう。

 

さっさと続きが見たいものである。