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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第02話

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

絶海に位置する対ドラゴン迎撃基地・アルゼナル。名前も身分も奪われた少女アンジュは、異世界から襲撃し続けるドラゴンに対抗する兵士となるための教育を施される。しかしアンジュは自分の置かれた状況を認められず、反発を繰り返していた。そしてある日、アンジュがアルゼナルに着任してからはじめてドラゴンが襲撃してきて……などの展開。

 

 

……今回も相変わらずの傲慢っぷりというか、クズっぷりを発揮してくれた主人公のアンジュ女史。

 

アンジュ曰く、この世界は

「望んだものが手に入り、望んだものになれる。格差も暴力も差別もない、困ったことは何一つ起きない、それが私たちのマナに満ちた世界」

だという。

 

クソ喰らえといった現状認識能力である。

それとも、ミスルギ皇国の教育が狂っているのだろうか。

 

王政を敷いている時点で格差はあるし、ノーマたちを人外だと決め付けてドラゴンと戦わせるために死地へ送り込んでいるから暴力も差別もある。

 

自分の言っていることの矛盾に何一つ気付かないあたり、ちょっと人格的に欠陥があるといわざるを得ない主人公である。

 

うーむ、こんなに腹のたつ主人公はテイルズ・オブ・ジ・アビスのルーク以来だろうか。やはり人間と言うものは恵まれた地位に居すぎると、生ゴミ以下にまで腐っていくのだなぁという素直な感想しかわいてこない。

 

ホントもう、観るのやめちゃおうかな……

 

まあ、アンジュがクズなのは言わずもがなだが、だからといってアルゼナルの先輩兵士たちがまともかというとそういうわけでもない。

 

皆、ノーマとして差別されすぎてきたのか荒みきっていると言うか、元皇女であるアンジュへの風当たりがメチャクチャに酷い。なんかもう、女子学生の陰湿ないじめでも見ている気分である。

 

そんな中で唯一まともそうな新兵仲間であるココを邪険に扱うアンジュもあれだけど……あーもう、書いていてますますイライラしてきた。

 

そのココも物語終盤であっさりとドラゴンに殺されてしまうし。もちろんアンジュの身勝手な行動のせいで。

 

これ、本当に話としておもしろくなっていくのだろうか。いまのところ人間的に難のあるヒトたちが異世界怪獣の出現に右往左往しているだけの作品になっているのだけれど……

 

また、本作品は異常なほどに登場人物の割合が女性に傾いているのだが、これは「ノーマが女性にしか生まれない」という設定からきているらしい。

 

主要人物が女性ばかりだからなのかもしれないけれど、露骨過ぎるほどの百合描写というかGL描写というか、なんというか目のやり場に困るシーンも多くて実際に困惑している。

 

ま、まあ、きっとこの先の展開がおもしろいはずだと期待しておいたりおかなかったりしよう。