悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第23話

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

エンブリヲによって引き起こされた空間歪曲によって、マナの満ちた世界は崩壊を始める。エンブリヲの凶行を止めるため、アンジュたちは最後の決戦へと趣くのだが、彼女の行く手に再びサリアが立ちふさがり……などの展開。

 

 

ここにきてヒルダがデレるとは正直意外だった。というか、ヒルダの女好き設定って自分が脱走しやすくするための狂言だと思っていたのだが、どうもアンジュに対しては本気の模様。なんと言うか、なんとも言えない(感想になってない)

 

前回一夜を過ごしたことで親密度が急上昇したアンジュとタスク。ただ、いくらお守り代わりとは言え脱ぎたてのパンツをくれてやるのは女の子としてどうなんだろうと思うのですが。やはりなんと言うか、なんとも言えない(だから感想になってないってば)

 

ここに来て再びシルヴィアが登場するとは。正直、この物語の狂人筆頭格のひとりだからもう出番なんかなくていいんじゃないかと思っていたのだが。

 

それにしても、やはりマナの満ちた世界の人間たちの性根が腐りすぎていて気持ちが悪すぎる。まあ、彼らを作ったエンブリヲ自身が腐っているからしょうがないといえばそうなのかもしれないが。

 

サリアとの戦闘の余波でたまたまシルヴィアと合流したアンジュだったが、彼女に対する人間たちの言動がもう、胸糞悪すぎて吐き気がする。

 

武器を片手に自分たちを助けろと詰め寄ったかと思えば、ソレが叶わないと知るや殺そうとするとか、どんな人間だよと。まあ、こんな人間ばかりなら新世界は崩壊しても止む無しですな。

 

それよりも、こんなクソな人間ばかりが生きている世界と融合させられることによって死の危機に瀕しているドラゴンたちの方が圧倒的に気の毒である。

 

はやいところエンブリヲを止めなければならないのだが、彼の弱点を知るジルがいうには、彼は不確定領域に存在する自分を好きなように現実世界に顕現できるらしい。つまり、アンジュたちが相対しているエンブリヲは実態のある幻影のようなもので、本体は異次元に存在しているらしいのだ。

 

なるほど、エンブリヲが不死身に思えたのは本体に攻撃を加えていたわけではなかったからなのか。文字通り「次元が違った」わけである。

 

エンブリヲを倒すにはヤツを異次元から現実世界に引っ張ってくるか、自分たちがエンブリヲが隠れている次元に行くしかない。

 

方法論はわかっても非常に難しい上、なによりサリアの攻撃が邪魔で仕方がない。

 

そんなとき、満を持してジルが戦線に復帰する。

 

エンブリヲに手篭めにされた過去を憎んで彼への復讐を誓い、そのために数え切れないほどのノーマたちを死地に追いやったジル。これで償いになるとは思っていないだろうが、果たして彼女はどうなってしまうのか。

 

無情にもサリアを撃退するのか、それとも……