悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

大逆転裁判 (その4)

3章の裁判パート1開始間際で時間切れ。ひとまず、読んだ箇所までの記録をとりたいと思います。

 

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

大英帝国にたどり着いた成歩堂と寿沙都は、首席判事のハート・ヴォルテックスと面会する。船旅の最中に司法留学生である亜双義が亡くなったことを伝えるためである。そこで成歩堂は自分が亜双義の代わりとなり、大英帝国に留まれないかをヴォルテックスに願い出る。しかし成歩堂は弁護士資格を持っておらず、その覚悟すらないと喝破されてしまう。それでも大英帝国に残りたいのであれば、覚悟のほどを証明するために、ある試験を課される。それは、まもなく始まる殺人事件の裁判で無罪判決を勝ち取るというものだった……という筋。

 

 

3章のはじめはヴォルテックスとの面会が終わったあと、速やかに裁判所に移動してしまい、探偵パートは短いものだった。

 

 

ここでようやく、本作のライバル検事役であるバロック・バンジークス卿が登場する。

まだ裁判パートが始まったばかりのため、どのような口上で成歩堂たちを攻めてくるのかはわからない。ただ、見た目が吸血鬼のような薄気味悪い印象なうえ、「死神」などという物騒な通称がついている人物である。初代ライバル検事である御剣のような冷血漢といったところになるのだろうか。

 

また、本作では本作の裁判パート(イギリス編)では陪審員裁判が採用されており、これまでの逆転裁判とは審理の方法が異なっているらしい。陪審員を説得するためのモードがあるようなのだが、それもこれからのお楽しみである。

 

 

余談だが、本作の大半はイギリスが舞台のため、成歩堂らを始めとする登場人物たちは全員英語で会話していることになっている。(そのため、2章の登場人物であるロシア人はややカタコトで話していた)

ときおり日本語の言語感覚によるジョークが出てくるため、その設定だと多少違和感があるのだが、イギリス人全員が日本語を喋れると考えるよりはマシということで、目をつぶることにする。