悪意ある善人による回顧録

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歌舞伎町探偵セブン (first season) その5

***注意はじめ***
以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

●事件3「ホストクラブ偽札事件」

 

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事件3を受け持つ先輩探偵は、現役アイドルの「ティラミス」。

(CV:雨宮 天

 

彼女は大活躍中の人気アイドルなのだが、とあるテレビドラマの「探偵役」を演じることになったのをきっかけに、数ヶ月前からセブン探偵事務所で役作りをしているとのこと。

 

とはいえ、これが下手ならぬアイドルの横好きというわけではないのが凄まじい。

彼女は持ち前の演技力と変装技術によって男女問わずどんな人間にも「化ける」ことができるのである。

 

実際、セブン探偵事務所で働いているときの彼女は、テレビに出演しているときとは髪型もメイクもまったく変えているため、一件で彼女が現役アイドルだと見抜けるものはほとんどいないらしい。

 

そんな彼女のもとに舞い込んだのが、とあるホストからのしょーもない依頼。

 

金に困っていた彼は、おじいさんが大切にしていたビンテージものの切手を質屋に出してしまったらしい。

 

しかし、その質屋から受け取った金が非常に精巧に出来た「偽札」だったのだという。

 

ホストは自分のしでかしたことに後悔し、なんとか秘密裡のうちに切手を質屋から取り戻したいと訴えている・・・・・・というのが大筋である。

 

この事件ではホストを騙した質屋の素性を調べるために歌舞伎町を歩き回るほか、ティラミスが変装して潜入捜査をするための手助けをすることになる。

 

 

この潜入捜査までの手伝いをするに当たり、参加者はテキストやスマートフォンと30~40分ほどにらめっこすることになる。

 

そのため、この事件3では他の事件よりも町を歩き回る距離が比較的少なくてすむという特徴がある。

 

ただし多く歩き回らない分、どこか一ヶ所でじっくり考えるための場所を確保する必要があることは覚えていて欲しい。

 

また、この事件では途中で手に入る証拠品の数々が小さくて失くしやすいため、注意が必要である。

 

証拠品の性質上、一度失くすと事件解決が不可能になってしまう。

 

そのあたりを運営スタッフがどう考えているのかは質問したことがないためわからないが、まあ何らかの解決方法は用意されているのではないだろうか(適当)

 

あとは物語自体についてだが、こちらも事件2と同様、後半の急展開は目を見張るものがあった。

 

歌舞伎町が舞台となっているせいなのか、ただの詐欺事件がいきなり血生臭い事件へと変貌するので、だいぶドキドキさせてもらった。

 

ただ、最後に一言だけ言わせてもらいたい。

 

設定上とはいえ、疲れた身体と頭で外国人の対応をするのはちょっとしんどかったです。