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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

ヒガンバナ 第2話

録画しておいたものを鑑賞いたしましたので、記録したいと思います。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第2話は有名な弁護士の誘拐事件が発生し、身代金の受け渡し相手として弁護士の娘が指名されたという話だった。

 

まだ高校生である娘に危険な真似はさせられないとして、捜査一課から捜査七課(ヒガンバナ)へと協力要請があり、娘の代役として来宮刑事が身代金の運搬を行うことに。

(設定上、来宮刑事は26歳とのことなので、およそ10歳もサバをよんでいることになるのだが、遠目から見れば高校生に見えないこともない……か……?)

 

娘のスマートフォン宛に犯人からメールが届き、指示されるがままに街を歩かされる来宮刑事。しかもその様子は犯人が仕掛けた監視カメラにより撮影されており、ネット上に配信されていた。雑貨店で万引きしろ、書店で本を破れ、トイレで下着を脱げなど、だんだん要求はエスカレートしていく。最終的に現金の受け渡しに指定されている廃ビルに向かった来宮だったが、ビルの一室に残留した思念にあてられて気を失ってしまう。犯人によって身代金は奪われ、交渉は決裂したかに思われたが――という筋。

 

 

宮刑事が渋谷(?)の街を歩かされている段階で、弁護士の娘に怨みのある人間の犯行だということは予想がついていた。どーせ金持ちのお嬢様が取り返しのつかない犯罪をしでかしてしまったのが原因なのだろうと検討をつけたら、本当にそのとおりだったので笑った。

 

 

いじめの問題は根深い。なにが根深いかというと、絶対に根絶できないからである。それはなぜか。人間の中には一定の割合で、他者を傷つけることを快楽として受け取れる狂人が混ざっているからである。

 

宮刑事が聞き取った思念は、誘拐事件の1年前に自殺した女子高生のものだった。彼女にはなんの責任もない。ただただ頭のオカシイ金持ちの娘に目をつけられて、理不尽に虐げられていただけである。

 

そもそも弁護士の家族というのが世間体ばかりを気にした仮面家族であり、自分の娘にいらぬ重圧をかけていた。そのプレッシャーに耐えられなかった娘は勝手にグレて、何の関係もない一市民に八つ当たりを始めたのである。

 

 

こ れ だ か ら 金 持 ち は !

 

 

ただそこに金持ちとして君臨し続けているだけで罪深いというのに、平穏に暮らしている人々にちょっかいを出すんじゃないよまったく。そんなリアル腐った蜜柑は段ボール箱に荷詰めされて永遠に倉庫で眠ってろと言ってやりたい。

 

ただ、今回の話でよかったところを一つ挙げるとすると、筆者が不満に思っていたことをあらかた来宮刑事が吐き捨てるように言ってくれたことである。自分の罪が露呈しているにもかかわらず、「仕方がなかった」「自分も被害者だった」と言わんばかりの弁護士の娘の態度にイライラしていたため、よくぞ言ってくれたと拍手を送りたい気持ちになった。

 

 

余談だが、劇中にリベンジポルノについての話題がチラッとでてきた。あれもあれで面倒な問題である。加害者側が被害者側に無断で撮影している場合は論外として、被害者側が撮影に同意してしまっている場合はもうどうしようもない。データ化された情報はいついかなるときにどのような理由で流出するかわかったものじゃない。その程度の危機感もないのだとしたら山奥にでも行って永久に閉じこもっていろと言ってやりたい。撮るほうが悪いのはもちろんだが、撮らせるほうも悪い。自分の身は自分で守らなくてどうするというのだ。異論は認めない。絶対になっ!(どやぁ)

 

 

さて、今回もフリージャーナリストの菊池は意味深な態度をとっていた。なぜか来宮刑事を監視しているようだが、いったいどんな理由からなのか。

 

今後の展開に期待である。