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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

乱歩奇譚 Game of Laplace 第9話

ハードディスクに保存してあるアニメを絶賛崩し中です。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

第9話は「恐ろしき錯誤」。

 

原作は同名の短編。一人の女性を巡る二人の男がいて、片方が女性と結婚をした。後年、その女性は火災で亡くなってしまうが、女性は一度火災現場から逃れたあと、誰かに耳打ちされて自ら火の中へ舞い戻ったという。夫はかつて女性を取り合ったもう一人の男を疑い、彼に復讐するためにある一計を講じるが、ある「錯誤」によって失敗に終わってしまう、というもの。

 

今回もまた、原作のシナリオとはほぼほぼ無関係な物語が展開された。

 

アケチはコバヤシとハシバの二人に、かつての旧友ナミコシについての話をした。そして、彼らが発明した未来を予測する数式「暗黒星」についても。アケチによると、これまで発生した「二十面相」事件のすべてが、この数式で予測したとおりに発生しているのだという。つまり、この数式を完全に解読することができれば、事件発生から逆算していくことで「二十面相」を壊滅させることができるはず。アケチの話に興味を持ったコバヤシは、その日から学校をサボるようになる。やがて彼らは、アケチの計算式にはアケチ自身の行動が含まれていないため、解を得られなかったという事実を突き止める。新たな解から導き出した未来予測は、新たな二十面相からの予告電話だった……などの展開。

 

 

今回、レギュラーといえばレギュラーだけど端役だったミナミ検死官が犯人役となってしまった。

 

この作品全体に言えることだが、世間一般が社会や権力者に対して考えているステレオタイプな悪意を露悪的に描写している。あまりにわざとらしすぎて、製作スタッフがむしろその考えに同調していないのではないかとも思われるが、まあ往々にして世間の反応はあんな感じであろう。

 

法律は法律を作ったもののために存在するし、医者は倫理観を無くして、圧倒的な権力者は好き放題に罪を犯し罪を隠す。

 

みんながおぼろげに思っていることを滑稽な感じでつまびらかにすることの狙いは、それが誤りであると言いたいのだろうか。筆者的にはほぼほぼ事実だと思うけれど。

 

さて、まあだいたいの視聴者は予想していただろうが、案の定ナミコシは生きていた。

 

新宿で焼身自殺したはずの彼が何故生きていたのか、その説明は次回説明してくれるのだろうか。

 

本日は久しぶりに休みということで、時間が許すかぎり連続視聴していきたい。