悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

C3 -シーキューブ- 第4話

現在、保存しっぱなしだったアニメの崩し作業期間です。

 

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

第四章「夜には母親と抱き枕を」

 

 

夜知家を訪ねてきた同級生・錐霞にフィアの事情を説明する春亮。そのとき、春亮たちのもとに「蒐集戦線騎士領」に所属するピーヴィーの後方支援員・マミーメーカーなる少女がやってくる。彼女は、フィアを引き渡せば無関係の人間を襲わないという取引をピーヴィーに独断で持ち掛けたいと言い……などの展開だった。

 

蒐集戦線騎士領には戦闘員と後方支援員が一組になって「呪われた道具」を破壊するという任務にあたっているらしい。マミーメーカーと名乗る少女は、自律運動する包帯を操り、負傷者の傷を癒す能力がある模様。

ただし残念なことに、彼女は今回の話で途中退場となる。それもこれも、マミーメーカーが春亮たちに独断で持ってきた取引がピーヴィーにばれてしまったため、逆上したピーヴィに殺されてしまったのである。

 

ただ、どうしてマミーメーカーの行いがばれてしまったのかについては疑問が残る。彼女が春亮たちに残した連絡先のメモを、なぜか錐霞が持ち帰ってしまったか、そのメモがどういう経路でピーヴィーの元へ届けられたのかも謎である。夜知家から帰った錐霞が感情の失せた目つきで誰と電話していたのか、果たして彼女は敵なのか味方なのか。まだまだわからないことだらけである。

 

また今回、おっとり系と思われていたこのはの裏の顔がちらりと見られた。正体が妖刀村正というだけあってもっと武士っぽい感じを想定していたら、意外にも女王や遊女のような「妾」系とでも言うべき性格だった。普段のおとなしそうな姿は演技によるものだということなのか。

 

フィアに関しては相変わらず情緒不安定である。通常時と戦闘時とのテンションの差が激しく、そもそも自分で感情をコントロールできないようにも見受けられる。それを指摘されてこのはから戦うなと釘を指されてしまったが、夜知家に襲撃しにきたピーヴィーに苦戦する春亮たちを救うにはフィアの力が必要そうである。ただ、彼女がまた前回の話のように暴走しないかが気がかりである。

 

夜知家の庭が戦場になっているとき、春亮たちの様子を見に錐霞がやって来たところで次回に続いてしまった。続きが気になる次第である。

 

はてさて、次はいつ見ることになるのやら。