***注意はじめ***
以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。
また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。
当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。
***注意おわり***
第21話「さらば、逆転 1st Trial」
人気絶頂の特撮ヒーロー「トノサマン丙」の授賞式へと訪れた成歩堂と真宵。彼らはそこでまたしても「トノサマン」を容疑者とする殺人事件へと巻き込まれる。そんな中、真宵が何者かに誘拐されてしまう。犯人から下された成歩堂への要求はひとつ、容疑者・王都楼を無罪にすることだった……などの展開。
録画したまま放置していたのにはひとつ理由がある。
この作品を見続ける気力が減衰してしまったのである。
なぜなら、本作は9月末を持って終了してしまうのだ。
つまり、逆転裁判3の範囲をアニメ化することなく、全24話でアニメ化を終えてしまうつもりなのである。
……逆転裁判は1・2・3で1セットの物語なのに、なんと愚かな采配なのだろうか。これでは、未完の作品に成ってしまうではないか。
そんなこんなで、見る気力が失せてしまった作品ではあるものの、最後の気力を振り絞って結末までを見届ける所存である。
今回のストーリーは原作「逆転裁判2」の第4章にあたる物語である。
ここにきてもアニメオリジナルの配役があった。原作ではかのお騒がせジャーナリスト・大沢木ナツミが担うはずだった役回りを、成歩堂の旧友・矢張が担うことに。
まあ、彼が大活躍するのは「逆転裁判3」までお預けだったのに、その「3」をアニメ化しないとなったら、もうここ以外に登場させる場面がないから、そのような配役になったのだろう。ハァ……。
真宵を誘拐した犯人は、後に番外作品でも登場を果たす大物殺し屋なのだが、彼の名が明かされるまではあまり触れないでおきたい。
留置所にて容疑者・王都楼と初対面を果たす成歩堂。留置所の中で携帯電話(というかトランシーバー?)を使いまくっている王都楼を誰も注意しないのかとても気になったが、まあどうでもいいかそんなこと(なげやり)。
事件を担当するはずだった狩魔冥が殺し屋によって狙撃されて重体になり、彼女の代わりとして法廷に立つことになったのは、行方を晦ましていた御剣だった。
事件の情報は頭に叩き込んであると彼は言うが、そんな時間がどこにあったというのかというのは突っ込んではいけない。
とりあえず、1話目ではあまり触れられるところがないためこのへんで感想は終わらせておきたい。
それにしても、ああ憂鬱だ憂鬱だ。