読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-未来編 1話

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

●概要

 「超高校級の絶望」による「人類史上最大最悪の絶望的事件」によってかつて世界は崩壊までおいつめられた。


そんな絶望に満ちた世界を救うべく、「未来機関」が結成される。


江ノ島盾子を倒した苗木誠たち78期生は、未来機関に所属することになった。そこで世界の復興のため活動を続けるが、苗木は「絶望の残党」をかばったとして反逆の罪に問われたしまう。


苗木の処分のため集まった未来機関一同だったが、モノクマによって監禁され、「最後のコロシアイ」を突きつけられる。


腕には奇妙なバングルがつけられ、一定時間が来ると睡眠薬が投与される。


さらに、この中には「裏切り者」が存在し、未来機関を殺しに来るというのだ。


「生き延びるためには、裏切り者を見つけ出し、殺すしかない」


学級裁判というルールが存在しないコロシアイ。


殺すか殺されるか、極限状態のデスゲームに、苗木たちは追い詰められていく。


希望が希望を殺す絶望の物語が始まる。

 

「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園」公式サイト

 

 

 

●感想

ついに始まったダンガンロンパ「希望ヶ峰学園」シリーズの最終章。

 

シリーズは小説版を含めても「2」で完結したと思っていたら、昨年どういうわけか苗木誠を主人公として「2」のあとの物語をアニメで描くと発表された。あいかわらずダンガンロンパ製作スタッフの行動力には驚かされたが、シリーズのファンとしては楽しみが増えたということで歓迎すべきものでもあった。

 

 

第1話「Third time’s the charm」

(意味は「三度目の正直」らしい)

 

ストーリーは日向創らによる「2」の物語を終えたあと、荒廃した世界の復興を目指す「未来機関」の一員として活動している苗木を主人公として始まる。

 

苗木は「2」の登場人物たちをかくまったことを理由に「未来機関」から追及される身となってしまったため、同期にして「1」の生き残りメンバーでもある霧切、朝比奈の二人とともに機関の呼び出しに応じた。

 

機関のメンバーは希望ヶ峰学園の卒業生を中心に構成され、そのどれもが個性的な面々ばかり。一同の代表格である元超高校級の生徒会長・宗方の判断により、苗木は弁明の余地すら与えられず拘束されそうになる。

 

機関のメンバーたちが苗木の処遇について話し合っていたその時、機関のビルを何者かが爆撃する。突然のことに一同が困惑していると、会議室には催眠ガスが散布され、苗木を含めた全員がその場に倒れ伏してしまった。

 

目を覚ました苗木は、自分の腕に妙な腕輪がはめられていることに気付く。そしてその直後、会議室のモニターには苗木たちをコロシアイへと誘った狂気のマスコットキャラクター【モノクマ】の姿が映し出されていた。

 

モノクマの操縦者だった黒幕は既に死んでいるはずなのに、何故――

 

苗木の疑問を他所に、モノクマは機関員と苗木たちに向けて「最後のコロシアイ」をするように強要する。

 

この要求に苗木は声高に拒絶するも、苗木たちの目の前に突如として遺体が現れる。そう、もう「コロシアイ」は始まってしまったのである。

 

果たして苗木たちは機関のビルに閉じ込められたメンバーの中から、絶望に侵された裏切り者を見つけ出すことができるのか……などの展開だった。

 

 

 

いやはや、それにしてもダンガンロンパシリーズの最初の犠牲者は毎度毎度予想外な人物を持ってきやがりますね。絶対最後まで生き残ると思っていた元家政婦が真っ先にお亡くなりになるとは。

 

前説によると、今回のストーリーでは学級裁判なしで「コロシアイ」が行われるとのことだが、それだと「ダンガンロンパ」のストーリー的な緊張感を保ちにくいのではないかという疑問はある。なんというか、ただの「バトルロワイヤル」になってしまうのではないかと。

 

ただ、そこはまだ説明されていない「コロシアイ」のルール如何によって解消される問題だということで次回に期待を残したいと思う。

 

それにしても、霧切さんが苗木くんの上司に納まっているとは。まあ、二人の関係性からいってもそれで間違っていないとは思うけれど。底なしに勇敢なのに相変わらずへたれな苗木くんには非常に好感が持てる。

 

「1」の生き残りメンバーのうち、アニメに登場すると名言されている最後の一人・葉隠はビルの外で襲撃の時を迎えていた。これだと、葉隠がビル内部で起きている「コロシアイ」に関与する機会はないように思えるのだが。

 

ただ、オープニングの最後に表示される「生き残り人数」は16人となっている。

 

これは公式ホームページに掲載されている主要な登場人物の数と一致している。つまり、葉隠もその中に入っているのである。

 

襲撃にビックリして慌ててビルの中に逃げ込んで、そのまま苗木たちと一緒に閉じ込められたということなのか。彼の今後の出番についても気になるところではある。

 

 

そして最後に、「2」のメンバーについて。

それにしても、絶望に陥って頭がおかしくなっていたころの「2」の面々は本当の意味でヤバイことになっていた。

 

未来機関の会話によると全員が「ミリオンクラスの殺人者」ということなのだが、それはつまり一人頭100万人近い人間をあの手この手で死に追いやったということなのか。

 

もしそうだとすると、確かに苗木くんのように彼らをかくまって更生させよう(≒洗脳を解こう)という気にはなりにくいかもしれない。自分の身内やら親しい人間やらを死に追いやった元凶が目の前にいるのに、その人間が「頭がおかしくなっていたから」というだけで本当に許せるのかどうかは個人差があると思う。そこらへん、苗木くんは器が大きいと言うかなんと言うか。

 

とにかく、次回の展開が気になるところである。

もう第2話は録画できているから、さっさと時間をみつけて視聴しなくては。