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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-絶望編 3話

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

 

第3話「全ての未来にさよならを」

 

予備学科生である日向のクラスに編入生がやってきた。彼女の名前は九頭龍菜摘。本科77期生・超高校級の極道である九頭龍冬彦の妹だった。傲岸不遜な態度でまわりの生徒を見下す菜摘は、どんな方法を使ってでも本科に編入するとうそぶく。そのためなら、前の学校からの知り合いである本科生・小泉真昼を蹴落としてやると豪語する。そんな彼女の前に、日向のクラスメイトが一人声を荒げて突っかかるのだが……などの展開。

 

 

今回の話は、「スーパーダンガンロンパ2」で語られた過去の殺人事件についての詳細だった。

 

被害者は上記にもあるとおり、「2」の登場メンバー九頭龍冬彦の妹・菜摘である。(どうでもいいけど、夏美じゃなかったんスね)

 

やはり極道一家だけあって凶暴で凶悪な性格をしており、気に食わない奴なら恫喝でも暴行でもやりたい放題だった模様。そりゃあ恨まれますよ。

 

ただ、どっかの「可愛いはずがない」妹君よろしく菜摘も重度なブラコンだったことは意外だった。彼女がお兄ちゃんの隣にいたいなんってわがままを言わなければ殺されずに済んだものを。っていうか、超高校級の妹ってなんなんでしょうね。妹の才能ってどんななんだろう・・・・・・

 

 

まあそれはどうでもいいとして。今回の話では少し気になる点がある。

それは、ゲーム中で語られていたことと本作で見せられた出来事との間に若干の差異があるためだ。

 

その差異は、事件の状況である。

 

ゲーム中では、小泉の親友であるサトウが菜摘を殺害し、小泉は事後共犯的に事件の隠蔽に加担したことになっていた。

 

しかし、事件後に日向が立ち聞きしてしまった二人の会話では、少なくとも小泉は事件について詳しく知らない様子だった。これでは、「事件現場を密室に見せかけるためにカギをごまかした」というゲーム中での解説と食い違ってしまう。

 

まあ、そもそもその解説をしたのはあのモノクマだったわけだから、事実を脚色して「2」の参加者メンバーにコロシアイをさせるために都合のいい捏造をしたのかもしれないけれど。

 

それと、日向に追及されたサトウは明らかに様子がおかしかった。それは事実を明かされそうになって動揺したからというより、『誰かさん』の影響で事件を起こしたあとで正気に戻ったからといった様子だった。

 

前回の話で、黄桜が78期生のスカウトをしている最中であることが語られているし、『誰かさん』こと江ノ島盾子がすでに学園関係者に接触していることは十分にあり得る。

 

 

また、今回の話で重要な点としては、日向がこの事件をきっかけとして「カムクライズル」プロジェクトへの参加を決心してしまったことだろう。

 

まあ、『この事件』がというよりも、この事件の真相を知ろうとしていた日向を当時学園に潜入調査していた逆蔵が、聞くに堪えない罵詈雑言を浴びせかけたからである。

 

未来編でも暴力的過ぎて好かれる要素皆無な脳筋野郎だが、まさか「カムクライズル」誕生の引き金を引いたのがコイツだったとは。世界を滅亡に導いたのにも一役買っているという自覚が彼にはあるのだろうか。

 

次回からはサブタイトルに違わない「絶望」的な物語が進行していく予感がしている。楽しみなような、辛いような。