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悪意ある善人による回顧録

レビューサイトの皮を被り損ねた雑記ブログ

ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-絶望編 7話

アニメ

***注意はじめ***

以下の文面は言葉遣いに乱れが生じたり、ネタバレにあふれる虞があります。

また、本文は筆者である阿久井善人の独断と偏見に基づいて記されております。

当方が如何な感想を抱いたとしても、議題となっている作品の価値が貶められるはずもなく、読者の皆様のお考えを否定するものではないということを、ここに明記いたします。

***注意おわり***

 

第7話「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」

 

超高校級のアニメーターである御手洗の才能に目をつけた江ノ島盾子。彼女は彼に高価な施設をあてがい、アニメ製作を続けるように指示をする。その一方で江ノ島は再びカムクライズルと接触を図り、彼を秘密裏に希望ヶ峰学園の旧校舎へと連れて行く。旧校舎の教室には、希望ヶ峰学園の生徒会メンバーが集められている。困惑する彼らをよそに、戦刃むくろと江ノ島の二人は彼らに対して信じがたい要求をする。それは、互いに殺しあえ、というものだった……などの展開。

 

 

…………まずは一言。

 

グロイ!!!!!!!!

 

あまりのグロさに黒霧修正が乱発されすぎていて、一部何がなにやらわかりにくいシーンもあったけどそれでもグロイ!!!!!!

 

見た目的にも残酷だが、どちらかというと精神的に厳しい回だった。

 

ダンガンロンパ1」で江ノ島の扮するモノクマがやったように、今回もコロシアイの参加者となる生徒たちを無理矢理コロシアイに駆り立てるような動機を与ていた。

 

ただ、それにしても生徒会の面々がコロシアイを始めてしまうのがあまりにも早かった。

 

指示に逆らった生徒一人が見せしめに殺されたせいもあったかもしれないが、こんなにも簡単に殺しあってしまうとは……なんとも言葉に言い表しにくい怖さがある。

 

江ノ島による参加者への追いつめ方が凄いのか、それとも生徒会メンバーの人間性が未熟すぎたからなのか、何とも言えない。

 

数分間も残虐なコロシアイを見させられるというのはちょっとショックが強すぎた。なぜか名曲「翼をください」がバックミュージックになっていたが、それでもショックすぎる。深夜帯のアニメでもギリギリすぎる演出であろう。

 

ただ今回特筆すべきは映像のショッキングさだけではない。

 

今回語られたのはタイトルにもある「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」だったわけだが、これがプレイヤーが知っている事実と食い違っているのである。

 

原作ゲームをプレイし、番外小説「ダンガンロンパゼロ」を読んでいる者なら当然のように知っているこの事件は、原作ではカムクライズルによる虐殺だったと語られていた。

 

(一応、生徒会長一人が瀕死の状態で生き残ったが、それも「ダンガンロンパゼロ」にて結局は非業の死を遂げる。今回のアニメでも、生徒会メンバーの顔写真のうち一人だけ暗転していない人物がいるため、彼が生徒会長だったのだろう)

 

しかし実際には、生徒会の面々が互いに殺し合い、カムクラはただそれを黙って見つめているに過ぎなかった。

ただ、殺し合いを生き残った最後の一人がカムクラに襲いかかったため、カムクラがその生徒を返り討ちにしたところ死んでしまった、というのが真相である。

(その死に方も相当にグロテスクだったけれど。自分が持っていたチェーンソーに巻き込まれて生きたまま細切れとか、マジ勘弁って感じですね)

 

確かにカムクラは生徒を一人死なせてしまったかもしれないが、状況的に見ても正当防衛が成立するし、何より彼が一人で生徒会全員を皆殺しにしたなどというのは事実無根である。

 

だが、江ノ島はこの殺し合いを予備学科生たちにリークし、それをやったのは人体実験の末に生み出されたカムクラであると嘘をついた。

 

自分たちが人体実験の費用集めのためだけ入学を許可されたのだと知った予備学科生たちは憤怒し、新校舎へと詰め寄る事態になってしまう。

 

そうなると、いよいよ「ダンガンロンパゼロ」の時間軸へと近づいていくはずなのだが、この番外小説でのやり取りを今回のアニメで語るのかも気になるところではある。

 

しつこいようだが、本当にショッキングな回だった。しばらくは頭から映像が消えそうにない。